2008年11月21日、限りある資源を大切に生かした循環型リサイクル社会の実現させる。その一環として、日本で最も優れた技術で古紙からトイレットペーパーを生産する「コアレックス株式会社」を現地訪問致しました。
この企業は、古紙を回収して 100%古紙のトイレットペーパー等を生産する工場としては、日本最大の施設を持っています。
最近の紙類は、ビニールコーティング、特殊印刷、またはアルミニウム処理されていることが多く、それを特殊技術にて、紙とその他の物質を分離する技術はこの企業だけが持っています。
例えば、オフィス等で回収したファイル類は金属部分ビニール部分等が混在してが、そこから紙を溶かし出す独自的に開発した設備に入れれば、分離され紙以外の金属等は近くの金属会社に、加工過程で発生した灰はセメント会社に売却。
この紙を溶かし出す過程において基本的に使う薬品は苛性ソーダであり、その以外の添加物は規定上明らかにすることはできないが、人、環境に悪影響を及ぼすものではないとの説明でした。
製紙過程では莫大な量の水を使いますが、各種薬品等が混ざっている排水を4段階の浄化過程を経ってコイを飼う池に流し、その後、海で出す構造になっていました。
一日の紙の生産量は幅 5.8メートルの紙を長さ約2300km、具体的には、18日間の生産量で地球を一周することができる距離です。
紙の生産過程も見学したいと思いましたが、企業秘密として撮影禁止でした。
この会社の最大技術は世界最初の `zero emission`製紙工場、直訳すれば公害の `無放出`,`非排出`との意味です。
古紙から出る各種副産物も徹底的に資源活用し、紙の生産後の廃水,残物等の処理も万全を期しようとする努力が見えました。
川崎市は、このような古紙の再活用に積極的に取り組んでいますが、横浜市は、ゴミ分別の複雑さが指摘されています。この工場の考え方のように「溶けるもの」と「溶けないもの」としての分別もよいのではないでしょうか。

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