02. 県議会報告

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商工労働常任委員会においての質問(平成20年7月2日)民主党・かながわクラブ 山口委員

質問要旨

観光室を据えたということで、本当に神奈川は、観光の振興施策に力をいれているということが伺えます。その中で、報告資料にありました地域密着型旅行商品化の促進とう、私たちには聞きなれない言葉が出てきたんですが、これについて、何点か伺いたい。

この地域密着型の旅行という表現がありますが、これは具体的にどのようなものを考えられているのか、事例があれば、併せて伺いたい。

答弁要旨

地域密着型旅行商品化という言葉自体がなかなか理解しにくいものかと思いますので、分かりやすさだけで表現してみたいと思います。

従来のパックツアーとどのように違うのかというと、基本的には、見た目は変わらないということでございますが、実は、いいものを是非多くの人に知ってもらいたいという、そういう視点に立って実施していること、二つ目に地元の人が積極的であること、これは中心となる人がいれば一人でもいいわけですけれども、もちろん、NPOの団体でもいいわけです。そして、体験ができて、学習の要素が入っていて、そして交流ができる、こういう要素が色濃く入っているものを地域密着型旅行商品という風に捉えていただければと思います。それでもよくわかり難いということだろうと思いますし、事例があればということですので、事例でお話しをしたいと思います。

これは平成19年度の話しでございますが、かながわの名産100選の三浦の浅漬けタクワン作りのツアーの例です。実は、去年の夏に、どういう風にしたらツアーになるのかという相談がありました。是非、相談に乗って欲しいということでした。

お話があって集まったのが、まず、県議会議員の方から、ご相談に乗ってあげてという話しがあり、その中には環境農政部、横須賀三浦地域県政総合センター、農業技術センター、それから地元の方と、私もそこに参加させていただきましたが、どうしたらそれが商品化できるのか、浅漬タクワンを使って商品化をしたいと、そして売上げを伸ばしたい、ということでありました。その中でいずれにしても、地元の方による、農家10軒の方が、「郷土漬物研究会」をつくっておりました。そこで、何とかしようじゃないかということでまとまり、それ以降、具体的には三浦市と研究会の皆さんとで、具体的に打合せしていただいて、かながわ観光セリ市場で、旅行商品としてプレゼンテーションを実施したものです。今年の2月9日と16日にそのツアーが催行されました。農協観光がセリ市で勝ち取り、農協観光が募集し、1回25名で実施。受け入れがそんなにできないものですから、25名で実施したということでございます。

ここで申し上げたいのは、三浦の浅漬タクワン、大根の収穫から始まって、天日干し、せ漬け込みの体験、最後は自分で漬けたものを後から10日から2週間後に送られてくると、こういう内容のものです。2回とも満員で実施しました。さらにツアーのポイントをつけるために、昼食は天然わかめのしゃぶしゃぶ&漁師のおかみさんのヘルシー料理、こういったものを出してもらいましました。これはもう冬しかできないものですから、2月が最後ということです。したがって、今年の11月以降、同じようなテーマで農協観光さんがどれだけやってくれるか、これが大きな課題となります。

そこまで継続して初めて、旅行商品化になったということが言えると思っております。そういったものを地域密着型でさらに取組んでやっていこうということであり、そういうことならば、県内どこでも、対象となるものがあるというふうに考えております。

質問要旨

地域資源をどうとらえるかということで、地域密着型旅行商品化には多様な案がでてくると思いますが、一般の方々が見学できないようなところ、民間企業の工場や国の研究機関だったり、そういったところも、大きな魅力でございますし、旅行商品化をすすめるべきじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁要旨

ご指摘のとおり、食べ物だけが地域資源ではありませんので、民間企業の工場ですとか、研究機関などもやはり重要な観光資源の一つになります。知的好奇心を充足させる、いわゆる産業観光、このニーズも大変高いということがいえると思います。しかしながら実際には一般に開放している施設は少ない、あるいはそれを見せたくない、そういう企業さんも一方で多い。企業研究機関等に対しては、開放することのメリット等を示すなどして、啓発に取組んで行きたいと考えております。

国や県の公共施設、研究機関においても、一定条件のもとで積極的に受け入れを行っているところもございますので、受入条件などの整理をして、旅行会社への情報提供をすることで、付加価値をアップした旅行商品化の促進に取組んでまいりたいと考えております。

質問要旨

現在、地域密着型の旅行について、やはり来てもらわないと本当の良さは伝わらないと思います。私は、障害者の方々が旅行に積極的に受けいれられるような地域や施設、それから、先日新聞で見ましたが、メタボを改善するツアー、こういった視点からの商品もできるんじゃないかと思っています。

公立とか公的なことを考えなければならないとは思いますが、万人に優しい神奈川というイメージを持つような、観光の施策を是非とも推進していただきたいということを、最後に私からの要望といたしまして終わりたいと思います。

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