夢銘人(ゆうめいじん)

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【第1回】「ITと私」黄 恵聖(ホワン ヘソン)さん

こんにちは!黄 恵聖(ホワン ヘソン)と申します。大阪大学大学院に在学し、4年目を迎えた韓国人留学生です。大学生のとき、仙台市に1年間暮らしておりました。大阪に来たてのころは、仙台で使っていた日本語が本当に通用するのかな、などのドキドキしていました。・・・・が、生活をしている間にすっかりと関西弁が身に付き、今は自分から「私は、実は韓国人なんですよ」と伝えなければ、「生まれも育ちも、大阪」と誰もが信じるほど「関西弁の達人」に生まれ変わっていました。(笑)

よく、「何を専攻していますか」と聞かれるのです。「情報ネットワーク学。コンピュータネットワーク関連です」と答えると、そのたびに目が点になるほどびっくりされます。韓国も工学部を専攻している女の子はあまり多くありませんが、日本はもっと少ないみたいですね。今私が所属している研究室でも男性15人、女性は私オンリーワンですよ。淋しいと感じることもありますが、長年工学部にいると、こういう状況が当たり前のように感じ、逆にまわりに女性が多くいるとかえって緊張してしまいます。(笑)

実は「情報ネットワーク学」というのは、皆さんのとても身近な分野ですよ。日頃「IT」という言葉をよく耳にしますよね。IT(Information Technology)は、情報・通信工学および社会的応用分野の技術の総称だと言われており、今では、インターネット、メール等のように各種情報を収集・加工・発信などに不可欠なものとなっています。

インターネット、メール等は、私たちの生活の一部になり、ITを語られない日がないといつても過言ではありません。だからこそ、優秀な人材の育成が求められており、韓国はもちろんのこと、日本をはじめ、世界各国では科学者・工学者の育成に力を入れているのが現状です。大阪大学でも研究はもちろんのこと、英語能力を向上することも同時に重要視され、学生たちはこの激しい現状や競争の中で生き残るために必死に勉学に励んでいます。

私は、現在大阪大学大学院という研究環境に非常に恵まれ、また文部科学省の招待留学生です。卒業後も帰国するのではなく、日本の「IT」発展のために少しでもお役にたてればと考えています。具体的には、IT分野での研究者になるのはもちろんですが、母国語である韓国語と、日本語、そして英語を生かしてグローバルな活動したいと願っております。IT技術を提供する側と、要求する側がいつも同じ言語を使っているとは限りません。お互いの意思疎通や文化の伝承など、架け橋になれることが『私の夢』です。

プロフィール

写真:黄 恵聖さん

黄 恵聖(ホワン ヘソン)

2005年 韓国 国立慶北大学 卒業
2006年 来日
現在、大阪大学大学院情報科学研究科博士後期課程 在学中
著書
“Minimization of ACL storage by adding minimal hardware of range matching and logical gates to TCAM”(共著)
“プレフィックス展開と比較回路の併用によるアクセス制御リストの効率的な管理”(共著)
“ルータによる名前ベースルーティングの実現に関する一検討”(共著)
他研究論文多数
趣味

写真:黄 恵聖さんの作品

クロスステッチ
作品名:Blue moon angel(Lavender & Lace 図案)

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